男性更年期を引き起こしたと思われる要因(2)・・・座り仕事とメタボとパンツ
前回に引き続き、男性更年期を引き起こしたと思われる要因についてお話します。
豆乳のような食品の影響のみならず、普段の姿勢や身に着ける物によっても、男の不調を引き起こすのです。
40代半ば頃のワタクシの体型は身長が168㎝と小柄なものの、体重は82㎏でした。
いわゆるメタボと言われる体型です。
営業職の外回りから、部署異動により内勤の事務仕事に変わったのもちょうどその頃でした。
座り仕事とパンツの相性
外周りのころは、パンツはロング丈のスパッツタイプを履いていました。
太っていると歩くとき左右の太もも同士が擦れて痛くなるのです。
しかしスパッツを履けば直に皮膚が擦れることがなく、太ももにダメージを受けないのでした。
外回りでは重宝していたこのパンツ。
座り仕事になったからといって、買い替えるわけでもなく、スパッツタイプを履き続けていました。
このタイプのパンツはトランクスのような遊びはなく、ぴったりと股間を締め上げます。
歩いている場合はそれほど問題はなかったのですが、座ると両方の太ももから挟み上げられ、さらにキャン玉が圧迫されます。
しかもお腹のだぶついた肉が上から覆いかぶさり、上からの圧迫が加わります。
おにぎりの中の梅干しのように肉に押し込まれるのです。
座り仕事だと一日中、キャン玉が圧迫されたまま過ごすことになります。
小さくなってお腹に埋め込まれたキャン玉
家に帰り、お風呂に入るため下着を脱いだ時には、キャン玉はお腹の肉に埋め込まれたまま小さくなっていました。
一日中、座り仕事で圧迫されると体温によってキャン玉は温められます。
それも良くなかったのでしょう。
だんだんと睾丸が萎縮していたのに気付かずに4年ほど過ごしてしまったのでした。
座り仕事のみなさん。
ちゃんと途中で立ち上がったり、少し歩いたりしてますか。
ずっと座ったままだと、圧迫と熱により男性更年期を引き起こす要因となるので注意してくださいね。
パンツはピチッとしたタイプではなく、ニットトランクスなど布地がやわらかく空気を通しやすいものを選びましょう。
自分はグンゼのやわから肌着ニットトランクスを履いています。
これは布地が肌に当たってもが柔らかく心地よい上に、股間の締めつけ感が全くありません。値段もお手頃でおすすめです。